試合後に相手GKの赤ん坊と"記念2ショット"、快く応じたシーンが話題に

　今夏にフランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）に加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間29日に行われた敵地でのリーグ・アン第4節スタッド・ランス戦に途中出場して新天地デビューを飾った。試合後、ピッチを後にしようとしたメッシが、相手守護神から懇願された記念撮影に快く応じたシーンが話題になっているなか、英メディアも「心温まる瞬間」と綴り熱視線を送っている。

　PSG加入後、リーグ戦2試合でベンチ外となっていたメッシだが、29日の第4節ランス戦でついにベンチ入りを果たし、フランス代表FWキリアン・ムバッペの2ゴールで2-0として迎えた後半21分、ブラジル代表FWネイマールとの交代でピッチに立ち、”リーグ・アンデビュー”を果たした。

　そんなメッシが見せた、試合後のある振る舞いが話題に。ロッカールームへ戻ろうとするメッシに、ランスのGKプレドラグ・ライコビッチが接近。腕にはスタンドにいた小さな赤ん坊を抱いていたなか、ライコビッチは息子との記念撮影を懇願するとメッシは快く応じ、赤ん坊を腕に抱えながら2ショットを撮ってピッチを後にした。

　この光景に海外メディアが続々と反応。英紙「ザ・サン」は「PSGデビューを果たしたリオネル・メッシがランスのゴールキーパーの赤ちゃんと記念撮影をする心温まる瞬間」と見出しを打ち、「リオネル・メッシは、ランスの小さなファンの夢を叶えた。試合後、34歳のメッシはランスのGKプレドラグ・ラジコビッチの赤ちゃんと一緒に写真を撮るなど、思いやりのある一面を見せた」と、メッシの粋な対応に熱視線を注いだ。

　自らのPSGデビュー戦をゴールで祝えなかったメッシだが、ピッチ上でのパフォーマンスで魅了できなかった代わりに、試合後の”美しい振る舞い”で沸かせていた。