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元日本代表”黄金世代”MF、現役キャリアに言及 「辞めたいと思ったことがない」
MF本山雅志がJ公式YouTubeチャンネルに登場、今後の現役生活へ持論展開
Jリーグ公式YouTubeチャンネルでは「Jリーグからアジアへ」と題し、現在アジア各国でプレーする元日本代表MF本山雅志(クランタン・ユナイテッド/マレーシア2部)、MF細貝萌(バンコク・ユナイテッド/タイ1部)、MF太田宏介(パース・グローリー/オーストラリア1部)の3選手による対談が公開されている。その中で1979年生まれの”黄金世代”本山が今後のキャリアに言及し、「ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と見解を示している。。
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現在42歳の本山は、名門東福岡高校から1998年に鹿島入り。MF小野伸二、MF稲本潤一、MF遠藤保仁、FW高原直泰らのタレントを擁した”黄金世代”の1人として注目を集め、U-20日本代表の一員として出場した99年のワールドユースで準優勝に貢献。鹿島では同期のMF小笠原満男、MF中田浩二らとともに中盤を支え、在籍18シーズンで6度のリーグ制覇など数々のタイトル獲得を経験した。
日本代表として28キャップを記録した本山は2016年より4シーズン、ギラヴァンツ北九州に在籍した後、今年からマレーシア・プレミアリーグ2部のクランタン・ユナイテッドへ。20年以上におよぶ現役キャリアにおいて、自身初となる海外挑戦を決断した。
その本山のほか、アジア各国で現役キャリアを送る細貝、太田を含めた3選手がアジア各国のサッカー事情について語ったトークセッションを、Jリーグ公式YouTubeチャンネルが公開。3本立ての動画のうち、「エピソード3」ではアジアや海外で生き抜くコツなど様々なテーマで語り合い、その中で「いつまで現役でプレーしたいか?」との話題にも及んだ。
本山は「サッカーを辞めたいと思ったことがない」と率直な思いを明かし、「サッカー選手になります、と言ってなったわけでもないから、引退する時に『引退します』って言わなくてもいいのかなと思っている」と持論も展開。”サッカー愛”は冷め止まぬようで、「お金をもらってサッカーをやらなくなるかもしれないけれど、サッカーがやっていて一番楽しいし、サッカーは生活の一部以上になっていると思うので、ずっと好きなままサッカーをやっていくと思う」と、”生涯現役”を貫く可能性も示した。
“黄金世代”の1人として注目を浴びてきた天才ドリブラーも、今となっては大ベテランに。どんなに年齢を重ねようと、サッカーへの情熱は変わらず持ち続けているようだ。