潤沢なオイルマネーでもCL制覇できないPSGが最終手段! アトレチコのシメオネ親分招聘へ

“シャンパン・サッカー”から武闘派にシフトか PSG会長が監督交代を画策

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)が来季新監督に、アトレチコ・マドリードをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に導いたディエゴ・シメオネ監督と、プランBとして日本代表DF長友佑都が所属するインテルのロベルト・マンチーニ監督が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 カタールのオイルマネーを手にして以来のPSGは、フランス国内では圧倒的な強さを誇り、リーグ4連覇を達成している。しかし、ナーセル・アル=ヘライフィー会長の目標はあくまでもCL制覇であり、国内での戦いは“オマケ”のようなもの。CLでの成績こそが、すべての判断材料になっているという。

 そして、今季もCLではマンチェスター・シティに敗れ、ベスト8の壁を崩せなかった。会長は「レボリューションが必要である。このようにうまくいかないのなら、すべてを変えるしかない」と発言し、チーム改革に乗り出す構えだという。

 すでにスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの退団が決まり、その後釜にはレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、バルセロナのブラジル代表FWネイマールの名前も浮上している。しかし、それと同時にローラン・ブラン監督からチームを引き継ぐ監督の選考も進められているという。

 

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