「非難に値する」 セルティック、古橋へのレンジャーズサポーターの人種差別行為に声明
ロス・カウンティ戦に向かうバスの中で、レンジャーズサポーターが古橋を揶揄
スコットランドの名門レンジャーズは、サポーターが宿敵セルティックに加入した日本代表FW古橋亨梧に対する人種差別行為を行ったとされる映像について調査を開始したと、英公共放送「BBC」が報じている。
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レンジャーズは現地時間22日に敵地でロス・カウンティと対戦。その試合に向かうサポーターを乗せたバスの車内動画が、ソーシャルメディア上で拡散している。そのなかで、レンジャーズサポーターが古橋に対する人種差別的な内容の歌を歌っていることが問題となっている。
英公共放送「BBC」によれば、レンジャーズのスポークスマンは「レンジャーズはあらゆる形の人種差別を非難する」と人種差別を断固として許さない姿勢であることを主張しており、「我々は現在、関係者を特定するために調査を行っている」と語っているという。
古橋は今夏にJ1ヴィッセル神戸からセルティックに移籍。ここまで公式戦7試合で6得点を決め、瞬く間にサポーターのハートを掴んだ。セルティックもツイッターを通じて、「もし報道が正確であれば、我々は古橋亨梧に対する病的で哀れな人種差別行為は非難に値する」と声明を出し、古橋への全面的なサポートを行うとした。
この問題は「BBC」だけでなく、英高級紙「ガーディアン」でも取り上げられるなど波紋を広げている。
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