悪党に反省なし! CL決勝で大根演技連発もレアルDFぺぺ「謝罪することでいい選手になった」と胸を張る

かつてはメッシの手を踏み潰す悪逆ぶり

 レアル在籍9年目のペペは独特な言い回しでタイトル獲得を誇ったが、自身のプレーぶりについて問われるとこのように話している。

「俺は謝罪することによって、より良い選手へとなったんだ。顕微鏡のもとで見られていると仮定してプレーしたことで、ファールも少なくなったし」

 確かに以前よりもラフプレー自体は少なくなったのかもしれないが、ペペは今季32試合で7枚の警告を受けており、決して褒められた数字とは言えない。「顕微鏡で見られている」と発言しながらも、CL決勝で全世界に見せつけた大根演技ぶりを踏まえれば、反省なしとの表現が的確だろう。

 「レアルはいつも、俺にとっての最優先だ」と締めたペペ。33歳とベテランの領域に差し掛かったが、決勝の舞台ではMVPに輝いたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの足を引っ張るようなミスが目立った。後半にはペナルティーエリア内でFWフェルナンド・トーレスを倒し、PKも献上した。FWアントワン・グリーズマンのミスで九死に一生を得たが、果敢に攻撃参加してはボールロストを繰り返した。

 フランス代表DFラファエル・ヴァランも台頭著しい中で、悪党DFは今後も白い巨人の中で腹黒さを見せるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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