「スキャンダルではない」 EUROで物議のダイブ&踏みつけ、審判長が主審を擁護

議論の対象となったジョルジーニョとグリーリッシュのマッチアップ【写真:AP】
議論の対象となったジョルジーニョとグリーリッシュのマッチアップ【写真:AP】

ジョルジーニョの右足が「ボールに乗っているのは100%明らか」

「彼(カイパース)はジョルジーニョがボールに向かってプレーしようとしているのを見た。彼の右足がボールに乗っているのは100%明らかだ」

 ロゼッティ氏はスターリングの件と同様に、ここでも主審は自分の目で見たことをVARに正確に伝えたとしている。VARの本分は「主審が見たものを完璧にチェックすること」であるとし、「例えば、(ジョルジーニョの)右足がボールではなく、直接足の上にあったとしたら判定が覆っていただろう」と説明した。

 さらにロゼッティ氏は、今大会でVARの介入による判定の修正がすべて正しく行われていたことが確認されたと明かしている。VARによるチェックは全部で276回あり、判定が修正されたのは28回だった。そのうち18回はファクトに基づいたもので、その大半はオフサイドに関するもの。そして残りの10回は、主観的な判定によるものだったという。

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