久保建英、古巣マジョルカの“ラブコール”にレアルも前向きと現地報道 「悪く見ていない」
アンチェロッティ新監督の構想には入っていないと見られるなか、マジョルカがアピール
日本代表MF久保建英は、ヘタフェへのレンタル期間が満了となり、保有権を持つレアル・マドリード所属の選手に戻った。新シーズンの去就が注目されるなか、スペインメディアによれば、古巣マジョルカが獲得をアピールしており、レアルも「ゴーサイン」を示しているという。
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ヘタフェでのレンタル期間を終えた久保は、契約上、レアルへ復帰する形となるが、来季の動向は現在のところ不透明。今季無冠に終わったレアルは、カルロ・アンチェロッティ新監督の下、チーム構成を大きく軌道修正する可能性が指摘され、そのなかで久保は再レンタルされる方向が有力視されている。
マジョルカ、エスパニョール、ベティスを新天地候補とされてきたなか、スペインのサッカー専門サイト「Fichajes.net」は「マジョルカ、タケ・クボの復帰を強く主張」と見出しを打ってレポートしている。
「タケフサ・クボはレアル・マドリードが新シーズンへ向けて新たな目的地を探すことになる選手の1人。昨季ビジャレアルとヘタフェへレンタルに出ており、イタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティのプランには入っておらず、その場所は2019-20シーズンにプレーしたマジョルカになるかもしれない。クアドロ・ベルメジョン(マジョルカ)は降格の1年後に1部昇格したあと、クボのレンタル到着を探しているかもしれず、開幕まであと1カ月の今すでにチーム構成がほぼ決まっているなかで“最後の補強の1人”になるかもしれない。クボはチームの残留という目標達成のために必要なクラックだと考えられ、スペインでマジョルカ時代に一番良いサッカーを披露したクボ自身の同意を得ている」
記事内では、「レアル・マドリードはゴーサイン」とも記されており、「レアル・マドリードもクボがその能力を発揮し重要な選手だと感じ、ルイス・ガルシア・プラサ(監督)の下で得られるかもしれない十分な出場時間を考えると、マジョルカへのレンタルを悪く見ていない。さらに前回、マジョルカは1部残留を果たせなかったものの、最も活躍した選手の1人だっただけになおさらそういった見方がある」としている。
東京五輪に出場するU-24日本代表のメンバーに選出されている久保。去就動向に進捗が見られるのは、大会後となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)