コパ・アメリカから帰国し、滑走路に降り立ったメッシと愛妻の再会シーンが話題に

　アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間10日に行われたブラジル代表とのコパ・アメリカ（南米選手権）決勝に先発フル出場し、悲願のA代表初タイトルを獲得した。大会終了後、アルゼンチンへと帰国したなか、妻のアントネラ・ロクソさんとの再会を果たした瞬間が反響を呼んでいる。

　バルセロナでは数々の栄冠を手にしながら、アルゼンチン代表では2005年のデビュー以来、メジャートーナメントでの“無冠”が続いていたメッシ。そんな不名誉な記録にようやく終止符が打たれた。宿敵ブラジルとの決勝で、アルゼンチンは前半22分、MFアンヘル・ディ・マリアの“芸術ループ弾”で先制。メッシは厳しいマークに遭い思うようにプレーをさせてもらえなかったが、チームは1-0で勝利し歓喜のフィナーレを迎えた。

　約1カ月に渡りブラジルで開催された大会を終え、アルゼンチン代表の選手たちは母国へ帰還。各々が離れ離れになっていた家族との再会を果たしたなか、メッシと妻のアントネラさんによる抱擁シーンが話題になっている。航空機で帰国したメッシは滑走路に降りたその足で妻の元へと歩みを進める。そして2人が顔を合わせた瞬間、アントネラさんはメッシへと駆け寄って抱きつくと、熱いハグが交わされた。

　このシーンの動画がネット上で拡散されると、海外メディアも続々と反応。メキシコメディア「mediotiempo」は「メッシはパートナーのアントネラとともに姿を現すと、まるでロマンティックな映画のように、腕の中に身を投じ、とろけるように抱きしめた」と報じれば、スペインメディア「Deportes Cuatro」では「お互いに顔を合わせると、感動のあまり抱き合い、映画のようなキスをしないわけにはいかなかった」と綴られ、米大手スポーツサイト「ESPN」アルゼンチン版公式ツイッターも「美しい瞬間！　抱擁で融合したレオ・メッシとアントネラ・ロクソの再会を見よ」と注目している。

　ブラジルとの決勝戦後、フィールド上で妻や子供たちとビデオ通話を通じて優勝を報告していたメッシ。その微笑ましい様子が海外メディアで話題となったが、愛する妻との感動的な再会シーンでも世界中の目を釘付けにさせていた。