レアルとバルサのキャプテンをダブル取り? PSG、“無所属”状態のメッシに触手か
ラモスの加入を発表したPSGがメッシ陣営に出したメッセージが判明
今夏の移籍市場で、最も積極的な動きを見せているクラブの一つがパリ・サンジェルマン(PSG)だ。ACミランとの契約が満了を迎えたイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマに続き、6日にはインテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキムを獲得。さらに8日には、レアル・マドリードとの契約が満了したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの加入も発表した。だが、レアルのキャプテンに続き、バルセロナのキャプテン獲得の可能性も残っているようだ。フランス・メディア「Le10Sport」が報じている。
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2020-21シーズンまでレアルのキャプテンを務めていたラモスは、新天地がPSGに決まった。クラブは7日に公式サイトでラモス加入をフライング発表してしまい、そこではラモスが4番を付けること、そして4番への特別な思いが伝えられていたが、翌8日に正式なリリースを出した。
レアルはラモスの退団を発表したあと、クラブとして6月17日に会見も行った。一方、バルサでは2020-21シーズンまでキャプテンを務めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、いまだに契約合意は発表されていない。その背景には、メッシがコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦していることに加え、バルセロナが超過しているリーガのサラリーキャップを満たすのに苦労をしていることもあるという。
記事によれば、PSGはメッシ陣営に対して「もし、FCバルセロナが抱えている経済的な問題を解決できずに、満足できる新契約をオファーできないのであれば、私たちが待っています。あなたたちが望めば、すぐに交渉に入ります」というメッセージを送ったという。
スペインの2大クラブであるレアルとバルサの2020-21シーズンのキャプテンを引き抜くとなれば、前代未聞の事態だが、補強を進めるPSGは新たな銀河系軍団となるような補強を実現できるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)