アーセナル歴代最速のスピードスターは古巣バルサ復帰を否定 「今はここが我が家」

バルセロナがD・アウベスの後継者として興味

 アーセナルのU-21スペイン代表DFエクトル・ベジェリンは、古巣のバルセロナからの打診を固辞して残留を誓っている。地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じた。

 同紙によると、バルセロナはブラジル代表DFダニエウ・アウベスの後継者として、この右サイドバックをリストアップしているという。スピードスターが名を連ねてきたアーセナルで、40メートル走4秒41というクラブ歴代最速記録を保持する圧倒的な速さはやはり古巣にも魅力的に映っているようだ。

 今季プレミアリーグ選手協会選出のベストイレブンにも選出されるなど、成長著しいベジェリンは、バルセロナの下部組織出身。16歳の2011年に“ラ・マシア”と呼ばれるバルサの下部組織を離れ、アーセナルの門を叩いた。

 これまでもティエリ・アンリ氏、セスク・ファブレガス(現チェルシー)、マーク・オーフェルマウス氏、エマニュエル・プティ氏ら多くの名手がガナーズからバルサに移籍したが、ベジェリンは興味がないという。

「毎年言っているけれど、イングランドは今の我が家なんだ。ここに何年も住んでいる。家族もガールフレンドもそうだ。ここで最高に幸せだから、アーセナル以外での自分を想像できない」

 

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