1985年度「日本人ベスト11」 “怪物”平山相太が輝いた世代、Jリーグ経験者は充実の143人

Football ZONE web選定「1985年度生まれ日本人ベストイレブン」【画像:Football ZONE web】
Football ZONE web選定「1985年度生まれ日本人ベストイレブン」【画像:Football ZONE web】

“怪物”平山を抑えて豊田&李の2トップを選択

 2トップの人選は非常に悩ましいところ。国際Aマッチに出場した選手は3人いる。サガン鳥栖を大躍進させ、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバになぞらえて「トヨグバ」と称されるFW豊田陽平(8試合1得点)、高校サッカー選手権で衝撃を与えた元FC東京FW平山相太(4試合3得点)、そして2011年アジアカップ決勝の延長戦でボレーシュートを決めたFW李忠成(11試合2得点)の3選手が候補となる。

 最もゴールを挙げているのは平山だが、3得点はすべて2011年のアジアカップ予選イエメン戦(3-2)でのもの。日本代表でハットトリックを達成したのは偉業に間違いないが、Jリーグでの活躍度、そしてプロに入ってから重要なゲームでのゴールを挙げた点で、今回はファーストチームに豊田と李を、セカンドチームの1トップに平山を据えたい。

 GKにはA代表出場経験者がいない。Jリーグで出場経験が多いのはGK山本海人、GK松井謙弥、GK関憲太郎といった選手たちだ。清水、ヴィッセル神戸で多くの試合に出場し、2009年には岡田武史監督が率いる日本代表にも招集されている山本が、ファーストチームのGKに相応しいだろう。セカンドチームには、今季から再びセレッソ大阪に在籍する松井を入れる。

 Jリーグで長年にわたって活躍した選手が多く、セカンドチームの顔ぶれも攻守ともに強力。ここに入らなかった選手でもFWカレン・ロバートらが控えており、タレント豊富な世代と言えるだろう。

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