元Jリーガー監督が語る“ストライカー論” 「圧倒的な得点感覚」に脱帽した日本人FWは?

東京大学運動会ア式蹴球部を率いる林陵平監督【写真:石川遼】
東京大学運動会ア式蹴球部を率いる林陵平監督【写真:石川遼】

現役時代にFWとして活躍した林陵平氏、ストライカーにとって重要な能力とは?

 2020年シーズンを最後に現役を引退し、現在は東京大学運動会ア式蹴球部を率いる林陵平監督は、最前線でゴールを狙うストライカーとしてJ1、J2リーグの舞台で活躍した。海外サッカーフリークとしても知られ、マニアックな視点で選手を研究する林監督に独自の「ストライカー論」を語ってもらった。ストライカーにとって重要な能力、そしてストライカー目線で対戦したくないDFとは――。(取材・文=石川 遼)

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 戦術が多様化した現代サッカーでは、ストライカーも守備に走ることが求められるようになった。「オフサイドライン上で生まれた男」と称された元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギのような生粋の点取り屋は数を減らしている。

 現役時代にFWとしてJリーグ通算300試合67得点を記録した林監督は、「現代サッカーではFWも守備やポストプレーなど多くのことを求められていますけど、最終的には『得点(ゴール)』で評価されるポジションだと思っています」と役割が増えたとはいえ、FWにとって必要なのは何よりも得点だと強調する。もちろん、それは多くのFWが意識していることではあるが、そのうえで「ゴールから逆算した動き」ができるかどうかが、ストライカーの良し悪しを分けるという。

「僕がFWを見る時は、ゴールのためにどういう動き出しをしているのか、味方が持っている時にどのタイミングでどのスペースに入っていくのかといった点を気にしています。要するに“ゴールから逆算してポジションを取っているか”というところです。

 サイドからクロスが上がる時に、ペナルティーエリアの外にいるような選手はあまり好きではないです。しっかりとニアサイドに飛び込む準備ができているかどうか、動き出す前に入れているフェイクやシュート前のボールの置きどころなど、ちょっとマニアックですけど、そういうところを見ます。例えば、ニアに入る時にゴールポストの延長線上から外に出ていないかとか、そういったところを見ていますし、それは今指導している選手たちにも常々言っています」

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