リオ五輪オーバーエイジ枠を巡る動きが過熱 ポルトガルはC・ロナウド招集を断念へ

ポルトガル五輪代表の指揮官が英紙に明かす

 今夏のリオデジャネイロ五輪へ向け、各国のクラブとサッカー協会・連盟の間でオーバーエイジ枠でのビッグネーム招集に向けた駆け引きが展開されているが、ポルトガルはスーパースターの招集を断念するようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 ポルトガル五輪代表のルイ・ジョルジェ監督はインタビューに応じ、「まだオーバーエイジの選手を連れていくのかどうか、はっきりとは決まっていない。決定を待たなくてはいけない」と、ポルトガルサッカー連盟が正式に決定していないことを明かした。そして、注目される同国のスーパースター、レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドの招集については悲観的な見通しを話している。

「もちろん、彼は世界最高の選手の一人だ。クラブチームであれ、代表チームであれ、彼がいればいつだってキープレーヤーになることに疑いはない。だが、彼がオリンピックに出場するとは思えない」

 CR7は、今夏には来月開幕の欧州選手権(EURO)の戦いを控えている。所属のレアルでフル稼働に近いシーズンを送っていることからも、両大会に出場するのは現実的でないのかもしれない。2004年には自国開催のEUROに出場した後に、アテネ五輪へポルトガル代表の一員として出場しているが、当時は19歳の若さだった。12年が経ち31歳になった今、2つの国際大会をはしごするのは次のシーズンへの影響が大きく懸念される。

 ブラジル代表はバルセロナのFWネイマールを自国開催の五輪へ出場させ、南米選手権を回避させることでバルセロナと合意した。これからも、ビッグネームの五輪出場をめぐるクラブと代表の駆け引きが世界各地で続くことになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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