神の子、バンディエラ、魔法使い!! レアルが逃したもう一つの“銀河系軍団”の豪華さがスペインで話題に

異彩を放つメンディエタの名前

 前線は更に強烈だ。ASローマの元イタリア代表のレジェンドFWフランチェスコ・トッティに加え、同じマドリードと本拠地とするアトレチコの「神の子」、フェルナンド・トーレスも2007年にリバプールに移籍した時点で強奪を狙ったという。クラブの象徴的存在にもためらいなく引き抜きを狙うレアルだが、トーレスの移籍が実現していれば、本拠地ビセンテ・カルデロンの英雄も裏切り者扱いされていただろう。

 最大のスターは「MSNトリオ」の一角を担うネイマールだ。今年レアルが1億9000万ユーロ(約245億円)もの移籍金を用意して獲得を目指すとレポートされている。2013年の移籍時にバルサと争奪戦を展開したペレス会長は今も「魔法使い」の異名を持つ若き名手に対し、FWルイス・フィーゴの際に果たした“禁断の移籍”の再現を虎視眈々と狙っている模様だ。

 ここにディバラが加わり、超豪華なイレブンが誕生する。この“アナザー・レアル”も銀河系と呼ぶにふさわしいインパクトを放っている。“フラれたリスト”の豪華さも、また白い巨人の持つ影響力の大きさと言えるのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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