森保監督はU-24代表戦ベースを示唆 セルビア戦「予想布陣」、“ゼロトップ”テストも?
U-24代表戦のスタメンが中心と森保監督は明言、大迫負傷離脱の1トップは?
日本代表は11日、キリンチャレンジカップのセルビア戦(ノエビアスタジアム神戸/19時25分キックオフ)に臨む。FIFAランク25位(日本は同28位)と自分たち以上の力を持つ相手に、どのような顔ぶれで挑むのか。森保一監督の手腕が問われる。
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森保監督は前日会見で、「セルビアは(FIFAランク)25位。実際にはそれ以上の力がある」と評価したうえで、スタメンについては「全員というわけではないが、一部変更はある。U-24代表と試合をした時のスタメンが中心になるかなと思う」と、3日に行われたU-24日本代表(3-0)とのチャリティーマッチのメンバーをベースに、一部のポジションに変更を加えることを示唆した。
守備陣は、GKシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、DF長友佑都(マルセイユ)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF植田直通(ニーム)、DF室屋成(ハノーファー)とU-24代表戦の顔ぶれが順当にスタメンか。
ボランチは、MF川辺駿(サンフレッチェ広島)が7日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦(4-1)にフル出場していることを踏まえれば、MF守田英正(サンタ・クララ)とMF橋本拳人(ロストフ)の海外組コンビになりそうだ。
変更があるとすれば、2列目とFW大迫勇也(ブレーメン)が怪我で離脱した1トップだろう。2列目はタジキスタン戦で出番のなかったMF伊東純也(ヘンク)を入れ、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)と攻撃的な陣容になることが予想される。大迫の代役は序列的にはFW浅野拓磨(無所属)だが、タジキスタン戦を含めて森保監督は実力を把握しているはず。追加招集したFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)、あるいは南野を最前線に置く“ゼロトップ”をテストするかもしれない。
セルビア代表を率いるのは、Jリーグの名古屋グランパスで選手、監督として“英雄”となっているドラガン・ストイコビッチ氏。日本サッカーに関する知識も豊富なだけに、チームの底上げを図るうえで申し分のない相手となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)