アンチェロッティ新監督、レアルへの“電撃就任”に見解 「正しい行動だと信じている」

レアル監督就任のアンチェロッティ氏【写真:AP】
レアル監督就任のアンチェロッティ氏【写真:AP】

エバートンとの契約を解除した上で、自身2度となるレアル監督就任を決断

 レアル・マドリードは1日、今季限りで退任したジネティーヌ・ジダン前監督の後任として、イタリア人指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏を招聘したと発表した。2024年6月30日まで締結していたエバートンとの契約を解除した上での異例の電撃就任に、同監督は「正しい行動だと信じている」と述べている。

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 クラブの発表によると、契約期間は3年。これまで率いてきたプレミアリーグのエバートンとは24年6月30日まで契約を結んでいたものの、それを解除する方向で合意に至ったという。英公共放送「BBC」はアンチェロッティ氏のコメントを紹介し、レアル監督就任を「思いがけないチャンス」だとし、エバートンに対する敬意も示した。

「私はエバートンに関わるすべての人を心から尊敬しており、彼らが目の前にあるエキサイティングな機会を達成できることを願っています。エバートンでの生活を楽しんでいたが、思いがけない機会に恵まれ、今の私と私の家族にとって正しい行動だと信じている」

 アンチェロッティ氏は、これまでユベントスやACミラン、チェルシー、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマンといった欧州名門クラブを率い、数々のタイトルを獲得。レアル監督への就任は2度目となり、前回指揮した2013年からの2年間では、UEFAチャンピオンズリーグでクラブに10度目(ラ・デシマ)のタイトルをもたらしている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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