今夏欧州注目のビッグディール インテル長友同僚GKとPSG間で進むトレード話

来季CL出場を求めた守護神

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)と、日本代表DF長友佑都が所属するインテルの間で、GKのトレード話が進んでいるようだ。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、PSGのイタリア代表GKサルバトーレ・シリグと、インテルの元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチとの交換トレードが実施されると報じた。

 まずハンダノビッチの状況から見ていくと、インテルのロベルト・マンチーニ監督は来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことで「誰もがCLでプレーしたいと思うのは、当たり前のことだ」と、暗にCL出場を希望する選手の移籍願望を容認する発言を残している。すでに、ハンダノビッチに対しては多くのCL出場権を持つチームからの獲得調査が舞い込み、PSGもそのうちの1つのクラブであるとしている。

 衛星放送局「スカイ・スポーツ」のリポートでは、PSGは来季のCLに向けて豊富な経験を持ち確かな技術を持つハンダノビッチを、獲得リストの数名のうちの1人としてリストアップしているという。

 一方のシリグは、今季途中でレギュラーポジションを失っている。イタリア代表の一員として欧州選手権に参加することは確実な状況だが、契約期間が2018年6月まで残っているものの第2GK、第3GKという立場でPSGに残留するつもりはなく、来季に向けた移籍市場で新天地を求めることは確実だとされている。

 

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