大迫所属ブレーメン、コーフェルト監督を電撃解任 降格危機で決断「変化が必要と認識」

ブレーメンはフロリアン・コーフェルト監督の解任を発表【写真:Getty Images】
ブレーメンはフロリアン・コーフェルト監督の解任を発表【写真:Getty Images】

9戦未勝利で最終節前に16位転落、後任はトーマス・シャーフ氏

 日本代表FW大迫勇也の所属するブレーメンが16日、フロリアン・コーフェルト監督の解任を発表した。

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 ブレーメンは3月10日に行われたブンデスリーガ第20節の延期分だったビーレフェルト戦に2-0と勝利して以降、前節までリーグ戦9試合連続未勝利(1分8敗)となっていた。15日に行われた第33節アウクスブルク戦にも0-2で敗れ、2部3位との入れ替え戦に回る16位にランクダウン。自動降格となる17位ケルンとの勝ち点差もわずか「1」となっていて、最終節の結果次第では降格となる可能性も十分にある危機的な状況となっていた。

 ブレーメンは現地時間16日の10時30分にクラブの公式サイト上で、「残念ながら、我々はアウクスブルク戦が終わってからフロリアン・コーフェルト監督とともに残留を達成できるとの確信を持てなくなった。そのため、昨晩クラブの首脳陣が話し合いを行い、最終的にはこのような決断を下すこととなった。コーフェルト監督が優れた指導者であることは間違いない。しかし、残留を達成するために今は変化が必要であるという認識で我々は一致した」というブレーメンの競技部門取締役のフランク・バウマン氏のコメントとともに、コーフェルト監督の解任を発表した。

 なおコーフェルト監督の後任として、トーマス・シャーフ氏の監督就任も合わせて発表されている。シャーフ氏は1999年から14年間にわたってブレーメンを指揮し、ブンデスリーガ優勝1回(2003-04)、DFBポカール優勝3回(1998-99、2003-04、2008-09)を達成。2014-15シーズンには、MF長谷部誠、MF乾貴士(現エイバル)のいたフランクフルトを指揮している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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