リオ五輪の最終兵器はケイマン! アメリカ生まれの異色FW富樫がガーナ戦で衝撃のゴラッソデビュー
ゴールへの貪欲さは手倉森J随一
フル出場を果たした試合後、富樫は「まだまだ距離感を含めて……(代表に)合流して間もないので、まだまだこれから良くなってくればいいと思います。後半自分は運動量が落ちてプレークオリティも落ちたので、そこを切り替えてやっていきたいと思います」と殊勝に語った。
3月19日のJ鳥栖戦では2試合連続得点を決めたが、ゴールシーンについてだけではなく「守備面で中盤の選手から絶えず指示を受けていました。そういった部分も向上しなければ」と試合全般での課題を挙げるなど、向上心は高い。
それでも得点を狙う姿勢はリオ世代でも随一。両親が新婚旅行の際に訪れたケイマン諸島が名前の由来となった23歳は、この日の一撃を契機に自らの名前を大きく知らしめた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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