「なんという速さだ」 怪物ハーランド、超人的スプリント弾の瞬間に海外注目
ヴォルフスブルク戦の後半23分、背後から相手DFを抜いてドリブルで持ち込みゴール
ドルトムントは現地時間24日、敵地でのブンデスリーガ第31節でヴォルフスブルクに2-0と勝利した。ヨーロッパの強豪クラブから熱視線を集めるノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、全2ゴールの活躍。その俊足を生かした圧巻のパフォーマンスに英メディア「スポーツ・バイブル」が注目している。
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オーストリア1部ザルツブルクでブレイクし、2019年末にドルトムントへ移籍したハーランド。今月10日の第28節シュツットガルト戦(3-2)で今季ブンデスリーガ最速となる時速36.04キロメートルを記録したばかりのスピードスターが、再び魅せた。
前半12分、右サイドで相手DFのバックパスがズレた隙を逃さず反応したハーランドは、一瞬にしてボールに追いつくとそのままペナルティエリアに侵入し、左足でゴールに流し込んだ。
さらに後半23分、自陣深くでパスカットした味方が素早い縦パスでカウンターを仕掛けると、ハーランドはスプリント競争で相手DFを後ろから追い抜き、ハーフウェーライン付近からドリブルで独走。懸命に追いかける守備陣を寄せ付けないスピードで敵陣を駆け抜け、最後はGKとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。
英メディア「スポーツ・バイブル」は、特に2点目のシーンについて、「彼の魅力を凝縮したようなプレー。驚異的な強さとスピードを同時に発揮した」と評し、テレビチャンネル「Eleven Sports」公式インスタグラムは「なんという速さなんだ」というコメントとともにゴール動画を投稿している。
これで、今季ブンデスリーガの得点ランキングで2位タイとなる25ゴールをマークしたハーランド。これからも20歳神童のパフォーマンスから目が離せない。