「勝利者だと思っている」 浦和新監督、母国紙で語った白星の“ふさわしい形”とは?

浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真提供:ⒸURAWA REDS】
浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真提供:ⒸURAWA REDS】

ロドリゲス新監督は「スペクタクルの提供」を見据えてポゼッション主体にこだわり

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス新監督は、かつてサウジアラビア代表でフランク・ライカールト監督の分析担当を務め、2017年からは徳島ヴォルティスを率いてJ1昇格に導いた。確かな手腕を持つスペイン人指揮官は、母国の大手紙「マルカ」のインタビューで、「自分のことを勝利者だと考えている」と哲学を語っている。

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 選手時代に「GK以外はすべて経験した」というロドリゲス監督は、15歳までオビエドのユースでプレーし、その後ユースのディビジョン・デ・オノール(同年代最高レベルのリーグ)で左膝前十字靭帯を断裂。復帰こそしたが、INEF(大学の体育コース)を選択して、プロになる道はここで断念した。

 スペイン、サウジアラビア、タイで実績を積み、2017年に徳島の監督に就任したロドリゲス監督。「マルカ」紙のインタビューで、「自分は監督としてどういうタイプ?」との質問に対して、ポゼッションサッカーへのこだわりを口にしている。

「チームがスペクタクルを提供するのが好きだ。同時にそれを言うのは悪いのかもしれないが、自分のことを勝利者だと考えている。勝利を目指すがふさわしい形でやる。もし勝ったとしても、良いプレーをしないのなら心配する。ボールを支配し、たくさんのチャンスを作り、相手にはそれを許さない。ふさわしい形での勝利を目指し、良い形になるようなゲームプランを望む」

 また同業では、同胞で4歳年上のジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)に注目しているという。

「グアルディオラに注目している。多くの監督にとって当時のバルセロナは様々な点で転換点だった。そこからポジションプレーに関心が出てきた。タイでは別のタイプの別のチームを率い、そこで学んだのは特に攻撃でさらなる価値観を与えること。それが最近6年でやってきたことで、ボールの出どころ、高い位置でのプレッシャー、ボールを失った後のプレッシャーといったものだ。私のチームがその哲学を持つように努めている。最も大事なのはシステムではない。大事なのは、ファンが感じることのできるアイデンティティーを作ることだ」

 2月27日のJ1リーグ開幕節はFC東京相手に1-1で引き分け、初陣を勝利で飾れなかったロドリゲス監督だが、浦和に新たな風を吹かすチャレンジに果敢に挑む。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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