【開幕特集】G大阪FW宇佐美貴史、チームが目指す“スタイル”再確立を分析 カギは「中盤3枚」

ガンバ大阪のキーマンFW宇佐美貴史【写真:©GAMBA OSAKA】
ガンバ大阪のキーマンFW宇佐美貴史【写真:©GAMBA OSAKA】

G大阪のエース宇佐美が語る神戸との開幕戦、警戒するのは元日本代表MF

 2021年シーズンのJリーグがいよいよ幕を開ける。「DAZN」のパートナーメディアで構成される「DAZN Jリーグ推進委員会」は、J1開幕戦に臨む各チームのキーマンを直撃した。「Football ZONE web」はガンバ大阪のFW宇佐美貴史のインタビューを実施。27日に敵地でヴィッセル神戸との“阪神ダービー”に臨むなか、今季への意気込みを語った。昨季はリーグ2位でフィニッシュし、天皇杯では決勝で川崎フロンターレに敗戦。タイトル獲得に一歩及ばなかったが、今季はサポーターにとっての“ヒーロー”になるべく、自身がゴールハンターになることを誓った。(取材・文=Football ZONE web編集部・小杉 舞)

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「自分たちが果たすべきなのは勝つこと。阪神ダービーっていうのもあるし、開幕戦で勝ってリズムをつけたい。自分が出た時にはチームを勝利に導くこと。これはどの試合であっても変わらない。いつも通り点が取りたい」

 27日、神戸との“阪神ダービー”でG大阪の2021年シーズンがスタートする。同じ関西のライバルは、負傷で長期離脱している元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの欠場が濃厚。宇佐美はイニエスタ不在時の神戸を警戒した。

「イニエスタがいるといないでガラッとサッカーが変わるイメージ。変わらないのは嫌なチームであること。イニエスタがいるとボールがよく動くし、きっかけになることはあるけど、その分周りがボールを集めようと気を遣っているのはすごく分かる。(イニエスタが)いない時はそれぞれがタフにハードワークして、いない分を補おうとする。いい力が働いているような印象もある。サッカーは変わるけど、嫌なチームやし、いいチームであることは変わらへんかな」

 そのなかで、警戒すべき選手がいる。日本代表でもともにプレーし、ロンドン五輪やロシア・ワールドカップ(W杯)メンバーにも選出されたMF山口蛍だ。

「蛍くんが気持ち良くボールを狩り出せたり、ボールを配球できたり、前に絡んでくると、すごくチームが乗ってくる。神戸が勝っている時は、蛍くんが結果を出している。攻守両面で心臓というか、なくてはならない選手というイメージはある。蛍くんが気持ち良くプレーできないように気を付けないと」

 G大阪は昨季、タイトル獲得に一歩及ばなかった。そんななか、今季は“らしさ”を取り戻すために、奮闘中。攻撃的な“ガンバスタイル”の再確立に力を入れている。新たなシステムにも挑戦し、中盤3枚は今季のG大阪のカギとなる。

「中盤がどれだけボールを前に運べるか。中盤3枚のプレーに影響する部分が大きい。中盤が気持ち良くボールを触れると、本当にいいサッカーになっていくから、そこの3枚がどれだけやりやすそうにやれるか。ボールをたくさん触るポジションでもあるから、3枚がいろいろ動いて周りもやりやすくプレーできるか。今年のガンバのキーになってくる3枚のポジション。ガンバと聞いたら何点入るか分からないようなサッカー。去年はそういう“らしさ”もあるサッカーではなくて、1-0、2-1で堅く勝っていく。今年は去年のベースプラスで最後まで何点入るか分からへん、最後までお客さんが立たれへんというサッカーをしなあかんし、それができればタイトルが見えてくる」

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