ミラン本田にチャンス到来! トップ下のライバル負傷で今節の先発復帰が急浮上

ボナベントゥーラが右太ももを痛め、ベローナ戦回避の可能性が高まる

 監督交代から苦境に立っているACミランの日本代表FW本田圭佑に、千載一遇のチャンスが訪れようとしている。トップ下でプレーするライバルであるイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが右太ももを負傷し、25日のベローナ戦を欠場する見通しとなり、本田がスタメン出場する可能性が急浮上している。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、ボナベントゥーラが前節カルピ戦の試合終了間際に右太ももを痛め、診断結果が数日中に出ると報じた。そして、この影響でベローナ戦は出場を回避するとしている。そして、「前節のパフォーマンスが失望しか残さなかったMFケビン=プリンス・ボアテングのポジションに本田が起用されるだろう」と報じている。クリスティアン・ブロッキ監督体制3試合目にして、本田の初出場がスタメンのトップ下になる可能性が急浮上した。

 これを受けて、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などの現地メディアも、こぞって次節のスタメン予想を変更。本田をトップ下に配置した4-3-1-2システムで臨むと予想している。

 本田は、シニシャ・ミハイロビッチ監督指揮下の今季序盤にシルビオ・ベルルスコーニ会長が偏愛する4-3-1-2システムのトップ下で出場を重ねたが、チームは機能せず成績も低迷。セルビア人指揮官はこのシステムに見切りをつけ、4-3-3、4-4-2とシステムを変更して本田は右サイドハーフのレギュラーをつかんでいた。しかし、このシステム変更が会長と指揮官の間に確執を生み、9日のユベントス戦後の電撃解任の布石となっていた。

 

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