久保建英は「短命な主人公」 急激な“転落劇”を現地指摘「主役がベンチにまで…」
ヘタフェは泥沼の3連敗、深刻な得点力不足も…久保は2戦連続でベンチスタート
ヘタフェは現地時間14日、リーガ・エスパニョーラ第23節でレアル・ソシエダと対戦し、0-1で敗れた。日本代表MF久保建英は2戦連続でベンチスタートとなり、後半13分に途中出場したが、見せ場なく不発に終わった。現地メディアは「短命な主人公」と大々的に取り上げている。
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今季開幕前、レアル・マドリードからビジャレアルへ期限付き移籍した久保は、思うように出場機会を得られず、1月8日にレンタル打ち切りが決定。同時にヘタフェへの“再レンタル”が発表された。第18節エルチェ戦(3-1)で途中出場から新天地デビューを果たすと、その後は4試合連続でスタメン出場していた。
しかし、2月9日に行われた第1節順延分のレアル戦(0-2)でベンチスタートとなり、今節のソシエダ戦でも先発落ち。0-1で迎えた後半13分に途中出場し右サイドハーフに入ったが、見せ場なく不発に終わった。チームも4試合連続ノーゴールと深刻な得点力不足を露呈しており、泥沼の3連敗を喫した。
久保が期待されたような影響力をもたらせていない現状に、スペイン紙「Estadio Deportivo」は久保とバルセロナから期限付き移籍で加入したMFカルレス・アレニャについて「短命な主人公」と大々的に取り上げ、加入直後に示したインパクトはすぐさま影を潜めてしまったと強調している。
記事では「レアルとバルセロナの若者は到着時、幻想的なプレーを見せたが、同じスピードで消滅していっている。エルチェ戦とウエスカ戦ではどちらも素晴らしい勝利に貢献したが、彼らの役割は主役からベンチにまで転落した」と指摘している。久保にとっても、アレニャにとっても、今のところ厳しい“武者修行”となっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)