苦境のバルサを救ったスアレスが7得点に絡む大活躍 「かつてないほどに結束した」
救世主の大活躍
バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、敵地デポルティボ・ラコルーニャ戦で4得点3アシストと大爆発し、8-0の勝利の立役者となった。
まさかのリーグ3連敗と、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝アトレチコ・マドリード戦での敗退で、選手間の対立も浮上した。地元紙「スポルト」によると、ストライカーは、その名門が「これまでにないほどの結束を見せている」と語り、団結を強調した。
「すべての試合を戦わなければいけないけれど、われわれは人間でマシンではない。間違いを犯すこともある。ダメな日もある。でも、この試合でかつてないほど結束したと証明した」
名門は空中分解寸前ともスペイン国内で危惧されていた。前節は本拠地でバレンシアに1-2で敗れた。その試合でブラジル代表FWネイマールは、パスを出さなかったスペイン代表DFジョルディ・アルバに「◯◯でもしてやがれ! なんだ、なんなんだよ、なんの問題があるんだよ」と、放送禁止用語を浴びせかけたことが、スペイン国内で物議を醸していた。アルバも応戦し、終盤戦に失速したバルサのチーム状況の悪さが際立つシーンとなってしまった。さらにメッシ、ネイマールの両エースは、地元メディアから不振と黒星続きの戦犯として大バッシングを受けていた。
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