アルメリアBに所属するFWアリソンが叩き込んだ直接FKゴールが話題に

　スペインのユースリーグで驚愕のゴールが飛び出した。アルメリアBに所属するブラジル人アタッカーが約40メートルの距離から豪快に直接フリーキック（FK）を叩き込んだシーンが話題となっており、スペイン紙は「フッキの弟？」と、驚きを持って報じている。

　現地時間7日に行われたユースリーグのアルメリア対グラナダの一戦。試合は2-2の引き分けに終わったなか、後半にアルメリアBに所属するブラジル人アタッカーのアリソンが決めた驚愕のFK弾が話題となった。1-1で迎えた後半23分、アルメリアはゴールまで約40メートルの距離でFKを獲得。アリソンは十分な助走をとり左足を振り抜くと、GKが一歩も動けない豪快なシュートがゴール左へと突き刺さった。

　助走のとり方や豪快なシュートを放つ姿は、同胞の元ブラジル代表FWフッキ（アトレチコ・ミネイロ）と瓜二つ。このシーンに注目したスペイン紙「マルカ」も「フッキの弟？　40メートル先からの野獣のようなダイレクトフリーキックゴール」と、動画を添えて驚きを持って伝えている。

　アルメリアの公式サイトによると、現在18歳のアリソンは昨年末にデスポルティバ・パラエンセ（ブラジル）からローンで移籍加入。テクニカルな右ウインガーで、契約には買取オプションも盛り込まれているという。

　同サイトでは「ブラジルサッカー界の若きダイヤモンド」と紹介されるなど、将来が期待されているアリソン。異国の地でステップアップを遂げたフッキのように、飛躍を遂げられるだろうか。