「カマダにひざまずく」 鎌田、得点演出の“50m級ドリームパス”に現地紙が称賛

ホッフェンハイム戦で圧巻のパススキルを披露したMF鎌田大地【写真:Getty Images】
ホッフェンハイム戦で圧巻のパススキルを披露したMF鎌田大地【写真:Getty Images】

フランクフルトはホッフェンハイムに3-1で勝利 鎌田と長谷部はともに先発出場

 フランクフルトは現地時間7日、ブンデスリーガ第20節でホッフェンハイムと対戦し、敵地で3-1と勝利を収めた。日本代表MF鎌田大地は元同MF長谷川誠とともに先発を飾ったなか、3得点目の起点となった約50メートルのロングフィードに対し、現地メディアは「約50mのドリームパスで打ち破った」と取り上げている。

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 フランクフルトは前節までリーグ直近の8試合で6勝2分の無敗と絶好調を維持している。キャプテンマークを巻いた長谷部はボランチ、鎌田は2シャドーの一角に配置されたなか、前半15分にMFフィリップ・コスティッチのゴールで先制。後半2分に同点とされるも、同17分にDFエヴァン・ヌディカが追加点を決め、快進撃の勢いを見せつける展開となる。

 そして、2-1で迎えた後半19分、鎌田が圧巻のパススキルを披露する。自陣右サイドから右足を振り抜くと、大きな弧を描いたロングフィードは左サイドに走り込むコスティッチへと渡り、クロスからFWアンドレ・シウヴァがヘディングで叩き込んで3点目を奪った。

 ドイツ地元紙「Frankfurter Rundschau」は「コスティッチは突出していて、ヌディカは正確。そしてカマダにひざまずく」と見出しを打ち、「1-0になる前から見事なプレーを繰り返していた。ボールをしっかりと確保していた。3-1につながる場面、約50mのドリームパスで打ち破った。ひざまずくプレー」と惜しみない称賛を送っていた。

 この結果、好調のフランクフルトは4位まで浮上。チームの3点目に関与した鎌田への期待は、今後も高まりそうだ。

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