今季シーズン終了までのレンタルが正式決定　ハーゼンヒュットル監督も南野に期待

　プレミアリーグのサウサンプトンは現地時間1日、冬の移籍市場最終日に、日本代表MF南野拓実をリバプールから今季終了までのレンタルで獲得したと発表した。

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　サウサンプトンは南野について、「中央でもサイドでもプレーできる」と言及。クラブ公式サイトではラルフ・ハーゼンヒュットル監督のコメントも紹介している。

「今シーズンの残りの期間、タクミをチームに迎えることができてとても嬉しい。彼は新たな攻撃のオプションを作り上げる助けになるだろう。そして、私たちのチームでプレーするにふさわしい経歴を持つ。この重要な時期にチームに深みを与え、彼とトレーニングのピッチで会うのが楽しみだ」

　南野は約1年前の移籍市場で、オーストリア1部のザルツブルクからリバプールに加入したものの、世界トップクラスの選手たちが集まる前線のポジション争いに苦しんでいた。

　サウサンプトンは現在勝ち点29の暫定11位。2日のリーグ第22節マンチェスター・ユナイテッド戦には帯同せず、その次のゲームへ向けた準備から南野の新たな戦いが始まる見込みだ。プレミアリーグの中堅クラブで、まずはイングランドでのキャリアで足場を固めたいところだ。