「プレミア史上最高」 リバプール、“15秒カウンター弾”に英注目「圧倒的に別格」

リバプールFWモハメド・サラー【写真:AP】
リバプールFWモハメド・サラー【写真:AP】

リバプールはウェストハムに3-1で勝利 エースのサラーが貫禄の2ゴール

 リバプールは現地時間1月31日、プレミアリーグ第21節でウェストハムと対戦し、敵地で3-1と勝利を収めた。エジプト代表FWモハメド・サラーは2ゴールの活躍で勝利の立役者となったが、2得点目のカウンター弾について、英メディアは「プレミアリーグ史上最高のカウンター弾」「圧倒的に別格」と取り上げている。

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 昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは、今季も一時は首位に立ったものの、昨年末の第15節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(1-1)からリーグ戦5試合未勝利と失速。首位から陥落し、1月21日のバーンリー戦(0-1)では4年にわたって不敗神話を誇っていた本拠地アンフィールドでも黒星を喫していた。

 しかし、前節トッテナム戦では3-1と6試合ぶりに勝利。今節は公式戦6連勝でリーグ戦5位まで順位を上げている絶好調ウェストハムが相手で、セネガル代表FWサディオ・マネが負傷で欠場、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがベンチスタートとなるも、強力3トップで唯一先発を飾った絶対的エースが別格の存在感を放つ。

 後半12分、右サイドでパスを受けたサラーは相手守備陣に囲まれながらも小刻みなステップワークでシュートコースを生み出すと、振りの速いノーステップでの左足シュートをゴール左に突き刺し、先制点を奪取した。勢いに乗ったサラーは、後半23分にも追加点を生み出す。

自陣右サイドからカウンターの場面、イングランド代表FWトレント・アレクサンダー・アーノルドが大きなサイドチェンジを放り込むと、受け取ったスイス代表MFジェルダン・シャキリが間髪入れずにゴール前にクロスを供給。走り込んだサラーが絶妙なクッションコントロールを披露し、ゴール左隅に流し込んで追加点を決めた。

 英メディア「GIVE ME SPORT」は「信じられないカウンターアタックで見せたサラーのフィニッシュ」と見出しを打ち、サラーの2得点目に注目。「プレミアリーグ史上最高のカウンター弾の1つとして確実に記録されるだろう。年間最優秀ゴールの候補になるかもしれない」と取り上げている。

 記事では、「15秒間で7度のタッチで、ピッチの端から端まで横断。圧倒的に別格な一級品。リバプールは復活を遂げた」と今季最優秀ゴール級のゴールに舌を巻いていた。未勝利の続いた5試合では1ゴールしか奪えていなかった攻撃陣が、直近の2試合で6ゴールを記録しており、低迷から復活の兆しを示している。

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