2人の人間性を称えつつ、チームに「早く馴染んでいる」と断言

　またボルダラス監督は、記者会見で久保とアレニャのパーソナリティーについても言及している。アレニャは昨シーズンも獲得を狙った選手だったと明かしたうえで、「彼（アレニャ）と何回も話す機会があったが、彼はとてもとても礼儀正しい少年。その後もコンタクト、関係を継続していたがファンタスティックな少年だ」と称賛。そして「タケについては、若いとはいえ同じくファンタスティック。我々は喜んでいる。2人ともサッカー的な長所とは別に、とても早く（チームに）馴染んでいる。人間としての部分を我々はとても評価しており、ヘタフェは選手の人間としての要素をとても重要視している」と続けた。

　エルチェ戦で4試合ぶりの白星を手にしたヘタフェは、順位を暫定13位に上げたものの、降格圏の18位エルチェとは勝ち点3差と気を抜けない状況が続く。リーグワースト2位タイの15得点と攻撃に課題を残すなか、久保とアレニャの新戦力2人が救世主となるのか。岡崎との“日本人対決”を含めて、ウエスカ戦での起用法とパフォーマンスに注目が集まる。

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