プレミア初制覇へ気を引き締めるレスター監督 「マンUやマンCなら優勝争いは終わっているが…」

残り5試合で2位と勝ち点7差もラニエリ監督は「集中し、強くならなければ」

 クラウディオ・ラニエリ監督率いるレスターは、残り5試合となった時点で2位トットナムに7ポイントという大きな差をつけて首位を走る。イタリア人指揮官は「マンチェスター・シティやユナイテッドならタイトル争いは終了している」と語るも、レスターのようなスモールクラブにはまだ気が早いとふんどしを締め直した。英国営放送「BBC」が報じている。

 今季は33試合でリーグ最多の21勝を挙げ、敗れた試合はリーグ最少のわずか3試合のみ。さらに、ここ5試合は全て完封勝利と盤石の態勢を築きながら、初タイトルへ快進撃を続けている。

 そんな順調過ぎる航海の中でも、指揮官は冷静さを失っていない。これからどんな荒波が押し寄せるかは分からないと警戒を口にする。

「我々はまだ何も成し遂げていない。フットボールというのはとても奇妙なものだ。もしこれがレスターではなく、マンチェスター・シティやユナイテッドが7ポイントの余裕を持っている状況であれば、みんな『(タイトル争いが)終わった』と言うだろうね。でも今はまだそう思っていない。なぜか? なぜなら、私たちがレスターだからだ。まだまだ戦い続けなければならない。集中し、強くならなければいけないんだ」

 

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