ナイキ社との契約を早期終了、契約発表となればニューバランス社のセリエA初上陸に

　イタリア・セリエAの名門ローマが、来季からナイキ社との契約を終了してニューバランス社と新たに契約を結ぶという。フランスメディア「フット・メルカート」が報じている。

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　レポートでは、契約金額に関する交渉が不調に終わったことで、ローマはナイキ社との契約を早期終了とすることを決断。アディダス社やカッパ社などが契約交渉に臨んだものの、ニューバランス社との契約で合意したという。

　米ボストンを拠点とするニューバランス社は、イングランド・プレミアリーグのリバプールと契約を結んだことでサッカー界でも有名になった。ポルトガルの名門FCポルトや、スペインのアスレチック・ビルバオとの契約も更新へ向け交渉を行い、サッカーへの野心は失われていないという。

　契約が発表されれば、ニューバランス社のセリエA初上陸となる。21世紀のサッカー界はこれまで、アディダス社、ナイキ社、プーマ社の3強という様相を呈していたが、その構図にも大きな変化が生まれようとしている模様だ。