今季ブレイクを遂げている18歳MFペドリは「エンリケ監督が好むタイプの選手」

　今季バルセロナで一躍ブレイクを遂げているのが、U-21スペイン代表MFのペドリだ。18歳の若武者には早くもスペインA代表入り、そして今夏に欧州選手権（EURO）出場の期待が膨らんでいる。スペイン紙「スポルト」が報じた。

　ペドリは昨夏にラス・パルマスからバルセロナへ移籍。アンドレス・イニエスタの後継者とも目されるテクニシャンで、ロナルド・クーマン監督の下で着実に出番を手にしている。現地時間6日に行われたアスレティック・ビルバオ戦（3-2）では華麗なバックヒールでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールをアシストするなど、1ゴール1アシストの活躍を披露して一躍脚光を浴びている。

　そんな18歳のペドリには、早くもスペインA代表招集の期待が高まっている。「スポルト」紙はペドリが今の調子を維持できれば、3月のワールドカップ欧州予選で代表デビューする可能性が高いと指摘し、さらに「最も可能性が高いのは、彼が今夏のEURO2021に参加することだ」とそのまま欧州選手権に出場する可能性にも言及した。

「バルセロナはルイス・エンリケがペドリを招集すると確信している。レベルは申し分なく、選手としてもルイス・エンリケが好むタイプの選手だ。彼はボールのないところでもハードワークする。ルーチョが求めるタレント、オン・ザ・ボールでのスピード、ハードワーク、そのすべてをペドリは持っている」

　バルセロナで大ブレイク中の18歳はスペイン代表のエンリケ監督が求める選手像に完璧にマッチしているという。スターダムへの階段を一気に駆け上がることができるだろうか。