横浜FMマスコットにスポンサーがついた理由 6年2カ月…異例の長期契約が実現した背景とは?

「マリノスケは地域貢献活動の象徴」と語ったアネスト岩田の和田真志氏【写真:石川遼】
「マリノスケは地域貢献活動の象徴」と語ったアネスト岩田の和田真志氏【写真:石川遼】

マスコットへのスポンサーが実現した背景

 今回のパートナーシップで、マリノスケの帽子につくバッジとふれあい活動の際に着用するビブスにアネスト岩田のロゴが掲出されことになり、言い換えればマリノスケへの複数年のスポンサー契約となる。

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 地域貢献を掲げるクラブと会社の理念が合致し、創業100周年という大きな節目が控えているとはいえ、このコロナ禍において6年の長期契約はまさに異例といっていい。そのことについて和田氏に聞くと「単なるスポンサーという話であれば、弊社としての協賛はなかったと考えます」と話し、マリノスケの存在があってこそだと主張した。

「マリノスケは地域貢献活動の象徴、リーダー的存在だと考えています。その体の一部に会社のバッジをつけることで一体感が生まれる。マリノスケを中心として人が集まり、そこから活動の輪が広がっていくことで地域の活性化につながればと思っています。

 ポイントはF・マリノスさんが地域貢献活動を積極的に行っていて、私たちがそれに対して協力していくこと。私たちとしてはマリノスさんと一緒に何かを成し遂げたいという思いです。 小学校で活動を行うのなら、私たちもそこへ一緒に行きたい。そして、子どもたちの未来の一助にでもなれればと考えています。

 他でもないF・マリノスさんを選んだのは、やはり“ホームタウン”の港北区であることが最も大きな理由です。まずは身近なエリアの中で協力し合っていく。弊社だけでは小さな力ですが、この活動が一つの起爆剤となり、他の企業も集まってさらなる地域活性化、ひいては日本全体の活性化につながればいいと思っています」

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