札幌戦で華麗に2点目を叩き込み、キャプテンとしてチームを勝利に導く

　セレッソ大阪の元日本代表MF清武弘嗣は、5日に行われたJ1リーグ第31節・北海道コンサドーレ札幌戦でチーム2点目を挙げ、3-1の勝利に貢献した。「見事なトラップ＆シュート」の美技に、クラブも「ホンマにすごいゴラッソ」と称賛している。

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　先月27日にロティーナ監督の退任が発表されたC大阪は、ガンバ大阪、名古屋グランパス、鹿島アントラーズと熾烈な2位争いを展開中。3位までに与えられる来季のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場権を含めて、最終節まで目が離せない展開となっている。

　1試合も落とせない状況のなか、C大阪は2連勝でアウェーの札幌戦に臨むと、前半40分にFWブルーノ・メンデスのヘディングシュートで先制。そして1-0で折り返した後半9分に、C大阪の頼れるキャプテンが魅せた。

　敵陣でのつなぎから、一度下げたボールをMF藤田直之が足もとで受ける。その瞬間、前方にいた清武が札幌最終ライン裏のスペースへ走り出すと、藤田が素早く浮き球のパスを供給。ペナルティーエリア内に侵入した清武は、相手ゴールに対して半身の体勢で軽くジャンプしながら右足で絶妙なトラップ。そして着地と同時に体を倒しながらワンバウンドしたボールを左足ボレーで叩くと、技ありのシュートがゴール右上隅を正確に射抜いた。

　高度なテクニックとセンスを感じさせる一撃となったなか、Jリーグを全試合ライブ配信する「DAZN」は「見事なトラップ＆シュート　#清武弘嗣 キャリアハイの8ゴール目！」と称賛していた。

　C大阪も公式ツイッターで、「どやさーーーーーーーーーーーーーーー　ゴラッソやーーーーーーー　まだまだ行くで～」と速報。試合終了直後の投稿では、「ブルーノ・メンデスの2ゴールと清武のホンマにすごいゴラッソが炸裂し、3-1で快勝　どんどん勢いを増して、このまま残り試合を全部勝つで～」と伝えた。これにはファンからも「超超スーパーゴール！」「きよやばいなー」「カッコ良かった～！ナイスゴール！！」と反応が寄せられている。

　清武はこれでシーズン自己最多の8点目。残り3試合で、どこまで記録を伸ばせるだろうか。