解任危機の存在を認めたマンU監督 「何かを勝ち取らなければいけない」

自身が置かれた状況を語ったファン・ハール監督 CL出場権獲得がノルマか

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督の去就問題が再び加熱しそうだ。オランダ人指揮官は今季トップ4入りを逃せば、自身の立場がどうなっているかは分からないと危機感を露わにした。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ユナイテッドは現在、30試合を戦って勝ち点50の6位。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位マンチェスター・シティとは勝ち点1差となっている。

 成績不振により、たびたび解任説が浮上し、今ではクラブが来季ジョゼ・モウリーニョ氏を招聘することは決定的とも報じられている。ファン・ハール監督自身も、4位以内に入れなければそうした事態は免れないだろうと発言した。

「(去就について)今は何も言えない。なぜなら役員たちは今年の結果を受けて評価しなければならない。普通のことだと思っている。現実は分からないから私には予測しようがないよ」と、冷静に自身の立場を見極めているファン・ハール監督。契約を2017年まで残す名将は、「私は筋の通った人間だ。マンチェスター・ユナイテッドの監督は何かを勝ち取らなければいけないことは承知している。しかし、今はまだ私はここで働いている」と語っている。

 

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