本田圭佑の“退団騒動”を現地メディア報道 暴挙への反応を指摘「契約終了は否定されない」

SNSでの投稿が話題となっているボタフォゴMF本田圭佑【写真:Getty Images】
SNSでの投稿が話題となっているボタフォゴMF本田圭佑【写真:Getty Images】

相次ぐ監督交代でクラブ側へ不信感? 自身のツイッター上で退団を示唆

 ブラジル1部ボタフォゴのMF本田圭佑が、自身のツイッター上で退団をほのめかす投稿をした一件について、ブラジルメディアはボタフォゴ側の反応を報じた。本田とクラブ側は話し合いを持つ予定で、状況次第では契約終了も辞さない構えだと伝えている。

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 ボタフォゴは現在、リーグ戦で降格圏の19位に低迷。チーム内は混沌としており、今月6日にJリーグ初代得点王でもある元アルゼンチン代表FWラモン・ディアス氏の監督就任を発表したものの、同氏の健康問題により27日に退任を発表した。後任はエドゥアルド・バロッカ氏が務めることになっており、本田が移籍した2月以降、4人の指揮官が更迭される異常事態となっている。

 こうした状況に不信感を抱いたのか、本田は27日に自身のツイッター上で「信じられない」と投稿。さらにその後、「数日内にチームが自分を納得させられなければ、離れることを考え始める」と綴り、退団をほのめかしたなか、ブラジルメディア「FOGAOnet」は、クラブ側の反応を報じている。

 同メディアは、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」の記事を引用する形で、「本田の暴走でボタフォゴ関係者は不快感、契約終了は否定されない」と見出しを打って道。「本田のソーシャルメディア上での公然とした暴挙は、ボタフォゴ関係者にとって良いものではない。両者は話し合いを持ち、この土曜日のトレーニングで、クラブでの日本人の将来を決定する」と伝えている。

 現地メディアによると、本田とボタフォゴの契約は年内いっぱいまでと見られているが、来年2月まで延長する見込みだといい、両者の関係性については「破裂が差し迫っているとは見られていない」と指摘。ただし、今回の一件で両者が物別れに終わる可能性も“ゼロ”ではなく、契約解除の可能性についても「否定できない」としている。

 これまでも歯に衣着せぬ言動で注目を浴びてきた本田。戦いの舞台をブラジルへ移し1年にも満たないなかで、今後どのような決断を下すのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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