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PSV幹部、ゲッツェ獲得の“舞台裏”を衝撃告白 「議題になっているとも知らなかった」
契約金について「2年分の金額だと理解しているのか」というやり取りもあったと説明
元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、2019-20シーズン限りでドルトムントとの契約が満了を迎え、フリーエージェントとなっていた。セリエA行きも噂されたが、最終的にオランダの強豪PSVへ移籍した。2014年のブラジル・ワールドカップを制したドイツ代表メンバーの電撃移籍は世界に驚きを与えたが、クラブ幹部にとっても驚きだったようだ。ドイツのサッカー専門誌「キッカー」が報じている。
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ドルトムントとの契約が満了を迎えたとはいえ、ゲッツェはまだ28歳。本人はドイツ代表復帰も目指しており、ブンデスリーガやセリエAへの移籍が報じられていた。PSV幹部でも、かつて「ドイツの至宝」と評された逸材の加入は、想像していなかったという。
PSVのトーン・ゲルブランツGMは、移籍発表当日(10月6日)の午前中まで、W杯優勝メンバーの獲得に動いていることを知らなかったという。クラブのファンクラブ向けのインタビューで「私は議題になっていることも知らなかった」と告白。ダイレクターのジョン・デ・ヨング氏とロジャー・シュミット監督が、獲得に動いたと聞かされた時も「私たちにはもうあまりお金がない。彼に何か別の条件を出してくれ」と伝えたという。
それから2時間後、彼の元にはゲッツェと合意したという連絡が入ったという。その時もゲルブランツ氏は、「私たちのオファーした金額が、2年分だと理解しているのか?」と、半信半疑だったと明かしている。
デビュー戦でゴールを決めるなど、早くも才能の片鱗を示しているゲッツェ。ドイツ、イタリア、スペイン、イングランドと比較すると、オランダのエールディビジは経済的にも規模が小さくなっている。それだけにゲッツェのPSV移籍は、今後も大きな意味を持ってきそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)