森保J、メキシコ戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 低評価続出のなかで数少ない光明は?

原口はキレのある動きでチームを鼓舞【写真:AP】
原口はキレのある動きでチームを鼓舞【写真:AP】

原口はキレのある動きでチームを鼓舞 前半に存在感を示した鎌田は後半に失速

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■柴崎岳(レガネス)=★★☆☆☆(→後半12分OUT)
 相手のプレーを読みながら、中盤でインターセプトや球際を制する場面も披露。前線へのパスはミスも少なくなかったが、橋本との交代でベンチに下がったあと、攻撃が停滞したことで、潤滑油役としての重要性が浮き彫りとなった。

■遠藤航(シュツットガルト)=★★☆☆☆
 相手の切り替えを未然に防ぐ“潰しのプレー”はメキシコ戦でも見られたが、パナマ戦のようにボールをスムーズに引き出すシーンは減少。橋本との“狩人コンビ”になったことで負担が大きくなってしまった印象は否めない。

■原口元気(ハノーファー)=★★★☆☆(→後半27分OUT)
 前半12分にペナルティーエリア外からのミドルで日本のファーストシュートを放つと、その2分後には鈴木の決定機を演出。プレスバックも精力的に行い、中盤では最も安定感とキレのある選手の1人だった。

■鎌田大地(フランクフルト)=★★☆☆☆(→後半32分OUT)
 ひとたびボールを持てば、厳しいマークをかい潜る高いテクニックは、前半10分に鈴木の決定機を演出したシーンからも見て取れた。しかし、後半途中に柴崎が下がり、ボールを持てる回数が激減。中盤に落ちてボールを受けるのか、その選択肢を含めて今後の改善点となりそうだ。

■伊東純也(ヘンク)=★★☆☆☆(→後半40分OUT)
 スピードやドリブル突破はメキシコにも十分通用した。前半に鎌田らと連動したパスワークでクロスを上げるシーンこそあったが、フィニッシュにつなげる選択肢とプレー精度にさらに磨きをかけないと苦しいか。

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