リバプールがクロップの愛弟子ゲッツェ獲得に自信 古巣ドルトムントとの争奪戦に?
バイエルンは移籍金48億円を要求
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは今夏の移籍マーケットで、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの獲得に近づいているようだ。英地元紙「ガーディアン」が報じている。
リバプールはゲッツェ獲得に自信を持っているという。その最大の理由は、やはりクロップ監督の存在だ。2009年、ドルトムントでゲッツェをプロデビューさせた張本人であり、その後も信頼して起用し続けた恩師と呼べる存在だ。
13年にバイエルンへ加入したゲッツェだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を得られず、出場機会が減っている。この苦境を脱するためにも相思相愛のクロップ監督の下で、もう一度復活を遂げるというプランは、選手にとっても理想的と言えるのかもしれない。
バイエルンは放出する場合にも、移籍金3000万ポンド(約48億円)を要求している。その一方でリバプールは、今季終了後にバイエルンとの契約が残り1年となることを受け、ゲッツェの移籍金を1500万~2000万ポンド(約24〜32億円)と査定。より安価での獲得を希望している。古巣ドルトムントへの電撃復帰も浮上しており、この夏の動きには注目が集まりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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