6年ぶりリーグVの浦和L、“森脇芸”を披露も…Jリーガーが突っ込み 「まだまだ甘い」「これが本家」

6シーズンぶりに優勝した浦和レッズレディース【写真:Getty Images】
6シーズンぶりに優勝した浦和レッズレディース【写真:Getty Images】

浦和Lが6年ぶりになでしこリーグを制覇 セレモニーの様子を槙野&宇賀神が“突っ込み”

 浦和レッズレディースが6シーズンぶりに、なでしこリーグ(日本女子リーグ)の女王に輝いた。8日、ホームで行われたリーグ第16節の愛媛FCレディース戦において5-1で勝利。前身さいたまレイナスFC時代から合わせて4度目の優勝を飾った。

 優勝決定戦では、前半9分にDF長船加奈がコーナーキックの二次攻撃からこぼれ球を押し込んで先制に成功。すると、これで硬さの取れた浦和はゴールラッシュを見せる。同22分に先日なでしこジャパン(日本女子代表)に初選出されたMF塩越柚歩が左足ミドルを決めると、同36分にはMF水谷有希が自ら得たPKを蹴り込んで追加点。同40分にセットプレーから1失点したものの、同43分には昨季までドイツでプレーして今季から浦和に復帰した日本代表MF猶本光がタイミングを外したミドルシュートを決めて4-1で前半を折り返した。

 後半もゲームを支配した浦和は、同18分にFW安藤梢がスルーパスに抜け出して決めた1点にとどまったが、危なげのない試合運びを披露。愛媛にチャンスらしいチャンスを作らせずに、3899人の観衆が集まったホーム浦和駒場スタジアムで5-1の勝利を飾った。

 6年ぶり4度目の優勝を飾り、試合後にはセレモニーが行われた。「CHAMPIONS」のボード前でカップを掲げる至福の時間。チームメートとともに喜びを爆発させるが、愛されキャラのDF高橋はなが掲げた時だけ周囲が“無視”するという“イジリ”パフォーマンスが披露された。これは、男子のトップチームが優勝した際に元浦和のDF森脇良太(京都サンガF.C.)が“イジリ”を受けたものと同じで、DF槙野智章やDF宇賀神友弥らがコメントを寄せている。

 宇賀神は「森脇芸はレディースにも受け継がれている。ただ他のメンバーたちの顔が笑顔なのはマイナスポイント」と指摘し、「これが本家じゃ」と森脇がカップを掲げている写真を投稿。槙野は、浦和LのMF栗島朱里の「ねえみんな、これやる時うしろの人たち笑っちゃいけないんだよ サッカーの練習と共に、真顔の練習頑張りましょう!」という投稿を引用して「まだまだ甘いな おめでとう」と祝福している。

 レディースの優勝は男子チームにとっても喜ばしい出来事だったようだ。

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