バルサとの“クラシコ”に間に合う? レアル主将ラモス、カディス戦で左膝を痛め交代
昇格組カディスにまさかの完封負け ラモスは左膝を痛めて前半のみで退く
レアル・マドリードは現地時間17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節カディス戦で0-1の完封負けを喫し、今季リーグ戦初黒星を喫した。その結果以上に気になるのは、前半限りで途中交代となったキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだ。
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試合は前半16分、カディスのFWアントニー・ロサノがレアル守備陣の裏を取ると、ベルギー代表GKティボー・クルトワとの1対1を冷静に決め切って、ホームのカディスが先制に成功した。その後はレアルがボールを完全に握る展開となったものの、得点チャンスを生み出すことができないままハーフタイムに突入した。
ジネディーヌ・ジダン監督はこのタイミングで、S・ラモスやクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、スペイン代表MFイスコとMFルーカス・バスケスに代えて、それぞれブラジル代表DFエデル・ミリトン、同MFカゼミーロ、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、スペイン代表MFマルコ・アセンシオを送り出す“4枚替え”を敢行した。
後半に入ってさらに押し込んだものの、結局ゴールは割れずに勝ち点を落とす結果になった。スペイン紙「マルカ」によると、ジダン監督は「言い訳はしない。良くなかったゲームでカディスを称えなければいけない。彼らは前半だけで2、3ゴール決めてもおかしくなかった」と対戦相手を称えるほかなかった。
それと同時に気になるのは、S・ラモスの状態だ。前半に左膝を痛めたことによる交代で、なおかつ24日には宿敵バルセロナとのエル・クラシコを控えている。「それは困ったことだ。彼がどんな状態か見ていく」と指揮官は負傷状況についてまだ明確ではないことを示したが、歴戦の勇士であるキャプテンがバルサとの大一番や21日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕節に出られないとなると、レアルにとって今季初の厳しい試練となりそうだ。