ベイルが伝説の名FW超え! リーガ通算43得点でイギリス国籍選手の歴代トップに

リネカー氏の記録を27試合早く塗り替える

 このベイルのゴールは、イギリス国籍の選手にとっての金字塔となった。リーガ通算43得点目となり、1986年から89年までバルセロナに所属した元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏の42得点を抜き、イギリス国籍の選手として単独トップに立った。またリネカー氏は103試合をかけてのゴール数だったが、ウェールズ人アタッカーは現時点で76試合と、決定力の高さを証明している。

 ベイルは度重なる故障や大一番でのゴールの少なさを指摘され、批判を受けることが多い。またサッカー専門サイト「フットボール・リークス」によって移籍金が1億75万9418ユーロ(約131億円)だったことを暴露されたのも逆風となっている。しかし在籍3シーズンですべてリーグ戦2ケタ得点をマークしているのも確か。辛口のマドリディスタを味方につけるには、さらなるゴール量産が求められそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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