浦和の“走るファンタジスタ”が2アシスト 柏木が「出たら結果を出したい」と意気込む

強行軍も歓迎

 16日の水曜日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の広州恒大戦を戦い、中3日で迎えたゲームだった。前日に同じくACL戦後のゲームを戦ったFC東京と、ガンバ大阪 の試合について「どちらも疲れている感じのゲームに見えた。だからこそ、自分たちはそういう戦いをしたくなかった。疲れても戦えるんだということを見せようと、(チームの)みんなと話していた」と話した。その言葉のとおり、走って戦うことを強調する湘南に対して、そのストロングポイントの部分でも上回るゲームを浦和は見せた。

 翌21日からは日本代表の活動に合流する。「休みなく代表に呼んでもらえるのはありがたいこと。試合に使ってもらえるかは分からないけど、できる100%を出したい。ギリギリのラインで代表に残っている選手だから、出るためにいい準備をする、出たら結果を出すということを意識したい」と、意気込んだ。

 コンディションを上げてきた浦和の“走るファン タジスタ”は、ハリルジャパンにとっても貴重なゲームメーカーになるはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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