柏vs神戸、壮絶なゴールの競演に海外注目 「オルンガがイニエスタの恐怖を耐え抜く」

柏レイソルFWマイケル・オルンガとヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:小林 靖 & 高橋 学】
柏レイソルFWマイケル・オルンガとヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:小林 靖 & 高橋 学】

柏がオルンガの2発など4点リードを奪うも、神戸が田中&イニエスタで3点を返して猛追

 柏レイソルとヴィッセル神戸によるJ1リーグ第21節のゲームは、両チーム合わせて7ゴールが飛び交う乱打戦となり、最終的に柏が4-3で逃げ切った。この日2ゴールを挙げたFWオルンガの母国ケニアメディアは、「レイソルがオルンガの壮大なゴールで、イニエスタ擁する神戸の恐怖に耐え抜く」と報じている。

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 柏は前半20分、FW江坂任のパスを受けたMFクリスティアーノが右サイドの敵陣深くからクロスを供給する。ペナルティーエリア内でこれに反応したオルンガは、相手DF大﨑玲央のマークをはねのけ、倒れ込みながらヘディングシュートで先制点をゲット。オルンガは得点王レースを独走する20ゴール目となった。

 その後、前半終盤に江坂とオルンガが立て続けにゴールを決めると、後半7分には江坂がこの日2得点目を挙げ、柏は大量4点のリードを奪った。

 勝負あったかに思われたが、神戸も途中出場のFW田中順也が2点を返して反撃ムードとすると、後半41分にはFWドウグラスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが冷静に決めて3試合連続ゴールを挙げ、終盤で1点差まで詰め寄った。結局あと一歩及ばず、柏は逃げ切って2連勝、4連勝していた神戸は三浦淳寛新監督の体制移行後、初黒星となった。

 試合後にはオルンガとイニエスタが健闘を称え合い、ハグするシーンもあったが、ケニアのラジオ局「Capital FM」は、「レイソルがオルンガの壮大なゴールで、イニエスタ擁する神戸の恐怖に耐え抜く」とリーガ・エスパニョーラでのプレー経験を持つ両雄の激闘に注目していた。

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