カメルーン戦で“株を上げた人・下げた人”は? 森保J出場全15選手「パフォーマンス査定」

今年初の代表戦となるカメルーン戦に挑んだ日本代表【写真:ⓒJFA】
今年初の代表戦となるカメルーン戦に挑んだ日本代表【写真:ⓒJFA】

昨年12月のE-1選手権以来の公式戦は0-0の引き分け 出場15選手を5段階査定

 森保一監督率いる日本代表は現地時間9日、オランダ・ユトレヒトで開催された国際親善試合でカメルーンと対戦。昨年12月のE-1選手権以来となる公式戦に挑んだが、0-0のスコアレスドローに終わった。

 前半はMF南野拓実を中心に攻めるも、なかなか決定機を作れず。後半に入り、MF伊東純也、MF久保建英、MF鎌田大地と攻撃のカードを切ったが、最後までゴールを割ることができなかった。ここではカメルーン戦に出場した全15選手のパフォーマンスを、5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で評価した。

<GK>
■権田修一(ポルティモネンセ)=★★★☆☆
 守備機会が決して多くはなかったなかで、後半5分にはカメルーンFWセルジュ・タベクの左サイドからのニアへの強烈なシュートを鋭い反応でセーブ。クリーンシートと役目は果たした。

(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
シュミット・ダニエル(シント=トロイデン)

<DF>
■冨安健洋(ボローニャ)=★★★☆☆
 前半23分にイエローカードを受けたなかでも、パフォーマンスは落ちず。4バック、3バックともにアジャストし、冷静な対応でカメルーンの攻撃を迎え撃った。

■酒井宏樹(マルセイユ)=★★★☆☆
 前半は右サイドをえぐってクロスを上げるなど、持ち味の攻撃参加を随所に見せた。3バックとなった後半はストッパーに入り、フィジカルの強さを生かした守備も披露。カメルーンの選手に1対1を仕掛けられても、冷静に対処した。

■安西幸輝(ポルティモネンセ)=★★☆☆☆(→ハーフタイムOUT)
 代表辞退となった長友佑都の代わりを務める形で先発に抜擢。裏のスペースを突かれて自身のサイドから攻め込まれるシーンが多く、ポジショニングと守備の対応に課題を残した。アピールのチャンスだっただけに、前半45分間での交代は悔しさが残る。

■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆
 4バック、3バックのいずれのシステムでも、最終ラインを冷静に統率。サイドから攻め込まれる場面もあったなかで、最後の局面でしっかりと対応してみせた。前半22分にはコーナーキックでヘディングシュートを放ち、相手GKのファンブルもあってポスト直撃の惜しい場面もあった。

■菅原由勢(AZ)=★★★☆☆(←後半41分IN)
 後半41分に原口に代わってピッチに立ち、A代表デビュー。左ウイングバックに入ったなかで、プレーに絡む機会はほとんどなかったが、酒井やコンディション不良で代表辞退となった長友佑都ら不動の存在を脅かすような成長を見せていきたいところだ。

(出場なし)
植田直通(セルクル・ブルージュ)
室屋成(ハノーファー)
板倉滉(フローニンゲン)

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