サラゴサ、香川との契約解除を発表 契約を1年残すも…EU圏外枠を開けることを希望
10月5日の移籍市場締め切りを前に退団が決定
スペイン2部のサラゴサは、現地時間2日に元日本代表MF香川真司との契約を合意のうえで解除したと発表した。
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昨夏に加入した香川はEU圏外選手であり、その枠を新シーズンに向けてセルタから期限付き移籍で獲得したウルグアイ人FWガブリエル・フェルナンデスを登録するために空けることを希望。契約を1年残す香川に、その期間の年俸を保証したうえでの契約解除を提案していると報じられていた。
これまでの報道では、同じ2部のログロニェス、ラージョ・バジェカーノ、フエンラブラダ、サバデルといったクラブの名前が挙がっていた。これらはいずれも金額的には非常に厳しいオファーで、プレー経験のあるトルコや中東からは高額なオファーが舞い込む可能性が指摘されてきた。
欧州全体では移籍市場が10月5日を締め切りとするのが主流。そのため、各クラブは現在のところ追い込みで補強を完了させる流れにある。そこに移籍金なしで獲得できる31歳の香川が登場する格好だ。
いずれにせよ契約クラブのない状態のため、その5日を過ぎてからでも新たなクラブと契約することは可能だが、最終的に香川はどのような決断を下すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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