ラッシュフォード、DF翻弄のドリブルシュートを英称賛 「衝撃的」「素晴らしい個人技」

ユナイテッドFWラッシュフォードに称賛【写真:Getty Images】
ユナイテッドFWラッシュフォードに称賛【写真:Getty Images】

ブライトン戦でB・フェルナンデスのパスを受けてチーム2点目につなげる

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間26日、プレミアリーグ第3節ブライトン戦に敵地で臨み、3-2で勝利を収めた。点の取り合いを制して今季初勝利を挙げたなか、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがドリブルから決めた“ゴラッソ”に英メディアは称賛の言葉を送っている。

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 ユナイテッドは今季リーグ戦最初の試合となった第2節クリスタル・パレス戦に1-3で敗れ、未勝利の状況でブライトンの本拠地に乗り込んだ。前半40分に先制される展開となるも、直後の同43分にオウンゴールで追いつき、後半10分には逆転に成功する。

 同アディショナルには一度追いつかれたが、2-2で試合終了のホイッスルが鳴った後にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)のチェックを経てPKを獲得。これをポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが決めて3-2で今季リーグ戦初勝利を収めた。

 劇的な試合の終わり方が注目を浴びる一戦となったなか、話題を集めているもう一つのポイントが、ラッシュフォードが決めたユナイテッドの2点目だ。自陣で前を向いたB・フェルナンデスからのスルーパスを受けて左サイドを抜け出したラッシュフォードは、スピードに乗ってそのままペナルティーエリア内へと侵入する。

 そこからシュートまでの流れが圧巻だった。まずはシンプルな右足アウトサイトでの切り返しを見せて対応したDFベン・ホワイトを翻弄。なんとか食らいついたホワイトのスライディングを冷静にかわし、さらにホワイトによる再びのスライディングをキックフェイントで無力化すると、最後は落ち着いて左足でゴールネットを揺らした。

 スピードと技術、そして落ち着きといったストライカーに必要とされる要素の詰まった一撃を英メディアは称賛。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が「衝撃的なゴール。DFに2度も尻餅をつかせる」と称えれば、英メディア「GIVE ME SPORT」は「絶対的に素晴らしい個人技ゴール」と取り上げ、「ベン・ホワイトを三度打ち負かし、ゴールネットを揺らす一撃」と賛辞を並べている。

 イングランド代表としても38試合10得点のキャリアを誇り、22歳にしてすでに名門ユナイテッドのエースとして君臨するラッシュフォード。今季も持ち前の攻撃性能でチームを牽引していきそうだ。

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