「遊びに来たわけではない」 元伊代表MF、スアレスの語学試験“不正疑惑”に持論「背後に…」
インテルなどで活躍したMFニコラ・ベルティ氏がスアレスについて言及
アトレティコ・マドリードへの加入が決定したウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、イタリアのパスポート取得のために受験した語学試験での不正“疑惑”が浮上している。そのなかで、元イタリア代表でインテルなどで活躍したMFニコラ・ベルティ氏が、「背後にユベントスがいる」と持論を展開している。イタリア誌「モウ・マグ」が報じた。
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スアレスはバルセロナのロナルド・クーマン新監督から構想外を告げられたと報じられた後から、イタリア王者ユベントスへの移籍が浮上していた。外国人枠の関係でイタリアのパスポート取得が必要とされるなかで、古都ペルージャの大学で試験を受けたが、その際に合格が保証されたうえで試験監督による“口利き”があったという疑惑が浮上している。
結果的にスアレスのユベントス移籍は実現せず、アトレティコへのスペイン国内移籍となったが、ベルティ氏はユベントスの影響があると語った。
「私の意見ではスアレスの件でユベントスが背後にいると思う。スアレスはペルージャに遊びに来たわけではないと思う。私の時代に、ここまでのことは起こらなかったが」
スアレスの件については、そのほかの外国人受験者を巻き込んだ疑惑に対する捜査の一環という報道もあるが、ベルティ氏は持論を展開している。
最終的にユベントスはアトレティコから過去に所属経験のあるスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得し、スアレスがアトレティコ行きということで玉突き移籍によりFWの動きは決着。イタリア国内ではユベントスに対して疑惑の目を持つ人もいるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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