「クラブを去ることを求めた」 レアルFWヨビッチの“移籍希望”を現地メディア報道
古巣フランクフルトに加え、セリエAのミランとナポリも移籍先候補か
レアル・マドリードのセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスやウェールズ代表FWギャレス・ベイルに続き、“白い巨人”を出ていくかもしれない。スペインメディア「エル・デスマルケ」は、ヨビッチがクラブを離れる意思を表明したと報じている。
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ヨビッチは2018-19シーズン、ドイツのフランクフルトで公式戦48試合27得点を記録した。この活躍を受けて、レアルは6000万ユーロ(約73億円)の移籍金を支払い、ヨビッチを獲得している。
加入時はまだ21歳ということもあり、その将来性にも期待されていたが、昨季は27試合に出場したものの、先発起用は8試合のみ。わずか2得点に終わり、市場価格は大きく下落した。さらに今季の開幕戦となったレアル・ソシエダ戦(0-0)でもベンチ入りしたものの、出番はなかった。
この状況を受け、「エル・デスマルケ」は、「4-2-3-1という布陣を変更したくなかった」というジネディーヌ・ジダン監督が語ったとされる意図を記しつつも、移籍の可能性に言及。「ヨビッチの能力を求め、関心を示しているクラブが複数あるなかで、新たな1年をカリム・ベンゼマの影として送ることを望まず、クラブを去ることを求めた」と報じている。
記事によると、ヨビッチの獲得には、古巣であり元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトの他に、ACミランやナポリも関心を示しているという。クラブが納得する価格でのオファーが届けば、ヨビッチがレアルを離れる可能性は十分にありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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